Audibleの魅力~人生を変えるオーディオブックアプリ~

私は、本を読むことが好きです。

しかし、コテコテの読書家ではありません。テニスもするし、模型やプラモデルを作るのも好きです。映画が大好きで自宅にシアターを構築し、そのシステムで気になる作品を大画面・大音量で観ています。

読書以外にも好きな趣味があるのです。

では、話をもどしましょう。

このAudibleを知って、趣味の一つである読書の幅が広がってきました。それは、本屋や図書館では、絶対に手にとらないような本を読む(正確には聞く)ようになってきたからです。

偏りがあった自分の読書のジャンルが、徐々に広がってきたことが大きな成果でした。そして、その成果は人生にとって大きな収穫となりつつあります。

それでは、Audibleの魅力についで語っていきましょう。

Audibleの聞き方

Audibleのアプリをスマホやタブレットなどの端末にダウンロードします。端末に付属しているスピーカーで聞いてもいいですし、ヘッドホンやイヤホンなどをつないで聞いてもよいと思います。もちろんブルートゥースでワイアレス接続すると利便性が向上します。ブルートゥーススピーカーをつなぐとさらに聞くスタイルが広がります。

さらに、Amazonアレクサがあると便利です。「アレクサAudible再生して!」と命令すると、聞いている途中からAudibleを再生してくれます。

聞きのがしてしまったら「アレクサ、2分巻き戻して。」と言えば巻き戻し再生をしてくれます。アレクサがあるとこの上なく便利です。

読書と同時にもう一つ何かできる

模型を作りながら聞くことができる

紙媒体の読書は、本に集中し他ににできることがありません。

しかし、乗り物に乗って読書をするスタイルは移動時間を有効に活用することはできます。おめあての乗り物に乗るために移動時間や待ち時間に読書をするという人もいることでしょう。

Audibleは、移動時間や待ち時間、そんなときにも非常に便利です。音声を聞きながら、乗り物を待ったり、乗りながら聞いたりすることができます。聞きながら眠りにつくこともできるのです。好きなことをしながら転寝できるなんて最高だと思いませんか?

そして、一番のメリットは、移動しながら、すなわち歩きながら聞くことができることです。散歩をしながら、本を読むことができるなんて時間をとても有効に活用していると思います。

ジョギングが趣味な方は、本を聞きながら、走ることができるでしょう。走ることと読書が趣味の方は、好きなことを同時にすることが可能なのです。

私は、夕方散歩をすることがあるのですが、そんなときは、必ずAudibleを聞きいています。最初のころは、本の内容が頭に入らなかったものですが、やはり慣れていきますね。少しずつ朗読の音声が頭に入るようになっててきました。

歩きながら聞くようになって1週間を過ぎた頃から、内容がしっかり頭に入るようになり、散歩の時間がさらに充実しました。このようにAudible&ウォーキングは、頭と身体の両方を鍛えていることにつながります。

また、趣味の模型作りのときも、聞いています。これが、私にとって意外によい時間になっています。慣れてくると手先と耳の両方に集中することができるようになりました。Audible&ウォーキングよりも内容がより頭に入りやすい感じがします。

お風呂でも聞いています。私の入浴時間は、平均20分です。その20分間、本を読めるなんて、素敵だと思いませんか。湯船に浸かりながら、聞く時代小説なんかは至福の時です。

また、車の運転中も、本を聞くことに適してます。以前は、通勤に20分かかっていたので、帰宅中に必ず聞いてました。(行きはラジオを聞いています。)現在は、通勤時間が10分程度になったので聞いてはいませんが、遠出するときは、必ずAudibleを流しています。

バリエーションが豊かになった

本のバリエーションが増えてきた

私が、入会した当初は、好みの本が少なく、なかなか購入したいというものがありませんでした。しかし、今では、1万冊もあるので、何を聞こうか迷うほどです。おまけに、英語版も合わせると40万ほどになります。英語が聞き取れる人にとっては、非常にお得なのではないでしょうか。

そして値段です。この値段が一番気になるところです。

月額1,500円です。やや高いと思うかもしれませんが、考え方次第です。コインが、毎月1つ付与されます。そのときに、気に入った本がなければ、本を購入しなくてもよいです。コインはその次の月に持ち越すことができます。

だから、ある月に気に入った本が3冊あるとしたら、貯めていたコイン3つで購入するができるのです。自分のお気に入りの本が出るまで待つことができるのです。ですから今では、それほど割高だと感じなくなりました。

また、紙媒体の本は、一冊3000円~4000円します。1コインが1,500円とするとかなりお得だと思います。コインシステムは、1,500円で3,000円の本を購することもできるのでかなりお得だと言えるでしょう。しかし、文庫本の価格には負けてしまいますが…。

キャンペーンがある

もう1つの魅力は、頻繁にキャンペーンがあることです。そのときは、定価の半額の価格で購入することができます。私は、気になる本があると必ず購入することにしています。そのとき購入しておいて、後でゆっくりと聞くことができるからです。

無料ボーナスタイトル・ポッドキャスト

もう一つよいことは、無料でボーナスタイトルの本が1冊プレゼントされることです。そんなときは、あまり好みではなくても、一応ダウンロードしておきます。気が向いたときに聞いてみることで自分の読書の幅を広げられることになるからです。

次に、最近いいなと思ったのは、「聴き放題のポッドキャスト」ができたことです。

そのジャンルは、「落語」「世界情勢」「経済状況」「お笑い」「英語」など多岐に渡ります。きっといくつか気にいったものが見つかことでしょう。私は、「ホリエモンチャンネル」と「オーディブル文学 伊集院静」にはまっています。これらのポッドキャストは、ラジオを聞くのとはまた違う魅力があります。

ポッドキャストはラジオよりも自分の好みの情報にダイレクト触れることができます。それらが聞き放題というのでうからたいへん魅力的です。

「カズオ イシグロ」の文体は格調高い

Audibleだからこそ出会えた本

紙媒体の本だけに固執していたら絶対に出会えなかった本がいくつもあります。その中でベスト3を紹介します。

第3位 大人の流儀シリーズ  作者;伊集院静

この作家の「大人の流儀シリーズ」のエッセイは本当に味があります。一編を読み終わった際にクスっと笑えるし、人生の指針となり得るが多いのが特徴です。破天荒な生き方をした大人の男の作家の考え方に触れ、人生は厳しいものだと改めて感じました。

このシリーズが伊集院氏の作品を読むきっかけになりました。紙媒体の本を数冊購入して読みましたが、その中でも「渚ホテル」に最高に感動しました。

第2位 日の名残り      作者;カズオ イシグロ

長崎県出身の日系イギリス人小説家です。ノーベル文学賞を授与されています。「私を放さないで」「日の名残り」「忘れられた巨人」を読みました。(正確には聞きました)どの作品も品があるというか、格調高いというか何作品一つひとつに気高さを感じました。

それでいて作品から人間の生き方について考えさえられます。この作家はどの作品も同じテーマなのだと思います。

人間の強さや弱さを認めながらも人生とは厳しくも素晴らしいものだと訴えているようです。特に「日の名残り」は心に染み入りました。この作品は映画化されており、評価の高い作品となっています。是非、いつか鑑賞してみたいと思います。

第1位 ザリガニの鳴くところ 作者;ディーリア オーエン

Audibleのおかげで、この作品に出会えたことに感謝します。昨年アメリカで一番売れた小説だそうです。

湿地に住む少女の成長物語です。この作品は人生の尊さと儚さを綴っています。少女を取り巻く登場人物はどれも魅力的です。なかでも一番魅力的なのは自然です。自然の描写が特に素晴らしい作品です。ラストで少女は自然に還っていくのですが、それはハッピーエンド?なのかもしれません。

ジャンルはミステリアスでもあり、人生賛歌でもあり、恋愛小説のエキスも含んでおり、カテゴリーに分けられない魅力があります。長編なので読み応えがあります。いい本を読み終えた満足感で心が満たされます。聞くだけではなく、活字でも読みたいと思った唯一の作品です。

Audibleのおかげで出会えた最高の本

これから

またいつか新しい使い方を見つけたら紹介していきたいと思います。Audibleは日々進化していきますので、将来はどんなコンテンツに成長するのか楽しみです。

これからも私にとってAudibleはなくてはならないアプリ(コンテンツ)になると思います。本をじっくり読みたいときは、紙媒体、ちょっと読んでみたい時は、Audibleというように使い分けていきたいと思います。

この記事を読んで少しでも興味を持った方は、無料のお楽しみコンテンツから始めてみられてはいかがでしょう。きっと新しい読書スタイルを拓くきっかけになることでしょう。